通常施設でレベル3

 経済産業省所管の産業技術総合研究所特許生物寄託センター茨城県つくば市)が、人に健康被害が出るおそれのある病原体約300株を、内規に違反して受け入れ、十分な感染防止設備もないのに、非常勤職員に培養などをさせていたことがわかった。この事実に気づいて早急な対応を求めた元幹部に対し、口外しないよう、再三、求めていた。経産省は遅くとも03年に、こうした事実を把握していた。(中略)
99年までの間、当時29〜60歳の非常勤女性職員ら8人に計15回にわたり、「レベル3」として受け入れた菌の培養、生存確認試験などの作業をさせていた。女性らは危険な菌であることは知らされずに、無防備なまま試験していた。当時、同センターには通常の実験室しかなく外部からの出入りも自由だった。(中略)
産総研の一村信吾理事は取材に「受託できない微生物を受け入れ、生存確認の試験をさせていたのは事実。ただ、何も知らずに試験した人に事実を告知すると、精神的なダメージが大きいと判断し、告げなかった」としている。

これは、ひどい。通常の実験室ってことは減圧もしてないのだろうか・・・想像するだけで冷や汗が止まりません。そもそも特許生物寄託センターの存在を知りませんでした。産総研の一部らしいが・・・内規に背いて病原菌を受け入れた経緯は何なんだろうか。口止めの上で4年前に事実を知っていた経産省の処分は?
【追記】
問題指摘の声、封印 病原体ずさん管理
ある程度の経緯が載った記事がありました。ごく真っ当な対処を要求した元幹部がいなかったら、今でも秘密裏のまま闇に葬り去られたんでしょう。恐るべし。そして役人には病原菌の管理など期待しちゃいけないってことがよく分かりました。

また菌類の保管などの業務をセンター側に委託している特許庁は、03年に元センター幹部から指摘を受けたことを認めたが、対策に乗り出さなかった。同庁企画調査課は「当時の担当者が、産総研に対し『しっかりやってほしい』と伝えたようだ」と答えるにとどまった。

TBS

TBS「放送取りやめ危機」 「亀田びいき報道」のつけ
亀田も初音ミクも全く興味はないが、TBSの劣悪ぶりには興味があります。もうTBSは極力見ないようにしてる・・・が、一視聴者がこんなこと表明してもTBSにとっては痛くも痒くもないんだってのも知ってます。あと自分でできることは、「これはひどい」という番組のスポンサーの商品を買わないって書いていくぐらいかな。ひどい番組を見たら、TBSに限らず、スポンサーをメモする癖をつけたい。

チェイニーとオバマ

シカゴ・サン・タイムズ紙によれば、2人に共通する祖先は17世紀にフランスから移民してきたMareen Devall氏。チェイニー副大統領夫人は新著のために家系を調べていた際、2人が8親等離れた親族であることを発見したという。

へぇー。人種の異なる2人が共通の祖先を持つってことは、アレなんだろうな。と思ったらオバマ氏の母親はカンザス州出身のスウェーデン系労働者一家の生まれか。勘違いしなくてよかった。あぶない。

禁酒で建った小学校が廃校の危機

廃校されようとしているのは富山県境に近い津幡町立河合谷小学校(児童13人)。1926(大正15)年、当時の河合谷村の全村民が禁酒を決断し、酒を飲んだつもりで毎日5銭以上ずつ5年間積み立て、改築費を工面した。村の入り口には禁酒の碑が建てられ、「禁酒の村」「教育の村」として知られた。

村の先祖の努力と節約で建った小学校なのに、町議会で廃校が決まったそうです。理由は児童数の低下や耐震工事の費用など。小学校は存続できないかもしれないけれど、何とか別の形で受け継げないのだろうか。もったいない。

夜間診療をやめた私立病院

 あまりに大変なので、地元の医師会員(地元の開業医)でローテーションを組んで、18時から22時までその市立病院の救急外来をすることになった。
 実際に救急外来をやってみて、地元の医師会にも、心底はっきりと分かったことがあったという。つまり、救急外来に来る患者のほとんどが救急の患者ではないということである。救急を担当した地元医師の中には「なんでこんなもんで,こんな時間に病院に来るんだ」と怒りだす医師もいた。また、救急に来る患者の中には診察代を払わない者も多い。
 このまま、救急外来を続けていては、救急外来どころか、よく巷であるように、医師が止めてしまい、昼間の診療もできなくなってしまう。逆に地元医師会が市に働きかけ、この市立病院の救急外来を止めさせたという。

これいいですね。夜間診療が大きな負担になってる病院でトライしてみては?夜間診療廃止・縮小に反対する人たちを病院ボランティアで雇ってみたら、現状のひどさを痛感してもらえるかもしれません。