2014年を振り返る

少し早いですが今年を総括すると、プライベートではやるべきことを粛々とこなす1年になりました。ここ数年「アレやらなきゃ」「○○できたらいいな」と思っていた大小の事に決着をつける目処をつけられたので、個人的な達成感はあります。ほとんどは些細なことですが、それでも保留にしていて頭の片隅で気にし続けるのに終わりがみえるのはスッキリします。
仕事、もしくは世の中がらみでは、なんといってもSTAP細胞です。1月の華々しい会見、2〜3月の疑惑、4月の小保方氏の会見、5月からの再現実験、そして7月の笹井先生の訃報。小説かドラマだったら「よくできたスジだな」と思うくらいドラマチックな展開でした。明日には再現実験の結果発表があるので、2014年中にひとまずの決着がつくでしょう。STAP細胞が存在しないことは3月には自明だったのですが、その後も非化学系(と思われる)の人たちが小保方氏を擁護しつづけるのには驚きました。嘘をついてるようには見えない、とか、若い女性が涙を流して謝罪してるんだから、とか。世間の大多数が、いかにエビデンスとは別の判断基準で動いてるかが分かったのが、今年の最大の収穫です。