免疫細胞でぜんそく治療

 普通の樹状細胞は免疫反応を活性化する働きがあるが、作った細胞は免疫を抑える働きをもつため「制御性樹状細胞」と名付けられた。ぜんそく症状を示すマウスにこの細胞を3回注射すると、気道の炎症がほぼ抑えられ、効果が150日間持続した。
 この細胞が、骨髄移植後の重い拒絶反応を抑えることも確認した。アトピーの治療に使える可能性も考えられるという。

ぜんそくマウスに特殊な免疫細胞を注射すると、150日間もぜんそくを抑えることができる・・・これヒトの寿命に直すとどのぐらいの年数なんでしょうか。取り合えず凄い成果であることは間違いなさそうです。しかし「免疫を抑える働きをもつ」細胞なのですから、ホイホイ打つわけにはいかなそうです。代わりに他の感染症に罹ったら本末転倒。

ただしソースはレコード・チャイナ

2007年11月、イギリス紙インディペンデントは“世界を変えた101の小発明”というランキングを発表、そのトップにそろばんが選ばれた。その発明は遅くとも紀元2世紀と言われており、中国起源説もある。計算速度は電卓を使うよりも早いと絶賛されている。

これね、面白いニュースだとは思ったんです。ただ同時に「今さら算盤なんて・・・これ本当か?」と疑ったのも事実。だってソースはレコード・チャイナですから。そっからIndependent誌のページで元記事を探したんですが、ちょっと大変でした。なんとか見つけたけどさ。

Use of the abacus, with its beads in a rack, was first documented in Han Dynasty China in about AD190, but the word dates to much earlier calculating devices....The Chinese version was the speediest way to do sums for centuries and, in the right hands, can still outpace electronic calculators.

確かに、中国版そろばんが最高のガジェットとして紹介されてます。11位以降は弓矢、ブラジャー、ボタン、ビデオカメラ・・・と続いていきます。101位まで興味のある方は元記事をご覧あれ。

おけいはんの駅名変更

京阪電気鉄道は6日、京都市内3駅の駅名変更を発表した。丸太町を「神宮丸太町」に、四条を「祇園四条」に、五条を「清水五条」にそれぞれ変え、観光客に駅の立地をわかりやすく伝えるとしている。3駅とも駅名変更は設置以来初めてで、2008年度中の中之島線開通と同時に実施する。

駅名が長くなるのはちと面倒ですが、「三条」「四条」「五条」「七条」と味気なく並ばれるとややこしかったんです。これはこれでアリなのかも。