死刑執行

法務省は17日、88〜89年に東京都と埼玉県で起きた連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚(45)=東京拘置所収容=の死刑を執行した。80年代末の日本社会に衝撃を与えた同事件の発生から丸20年。宮崎死刑囚は捜査や公判で不可解な供述を繰り返し、詳しい動機や背景を語らないまま、06年2月の判決確定から2年4カ月で死刑が執行された。

バブル時の日本を恐怖に陥れた宮崎勤の死刑が今朝執行されたそうです。色々と頭の中をよぎりますが、このエントリにリンクをはるだけにしてます。

拒絶されるかもしれない恐怖

漂流生活的看護記録 : 拒絶しない女
相変わらず深いエントリをありがとうございます。今の若い人が拒絶になれてない、というよりも社会全体が「拒絶されたらどうしよう」症候群にかかってるような気もしないでもないです。一部そこから外れた人たちがモンスターペアレント・ペイシェント・クレーマーになってるのかなぁ、と。

11ヶ月間タダ働き

相次ぐ不祥事により、冬柴氏の返納期間は在任21カ月のうちすでに8カ月に及んでおり、これで計11カ月が「ただ働き」になる。(中略)
 これまでの自主返納は、タウンミーティング問題(06年12月から2カ月間)、水門談合(07年3月から3カ月間)、道路特定財源問題(今年5月から3カ月間)によるもの。冬柴氏は「(事案そのものは)自分の時のことじゃないのに……」と本音もこぼれた。

人気の半分以上がタダ働きだったら、そりゃぼやきたくもなるでしょう。現役大臣が責められるのって、任期前に稼動しだした事案の方が多いだろうし、かといって責任を取るべき人は他にいないし・・・組織のトップは大変だ。下っ端が一番。

こんなのでも助教

 宮崎大医学部実験室(宮崎県清武町)から放射性物質を盗み、水溶液を同僚の女性非常勤研究員(20歳代)の歯ブラシに塗ったり、白衣にかけたりするなどして被曝(ひばく)させたとして、窃盗と放射線障害防止法違反の罪に問われた元同大医学部助教・新原琢也被告(35)(福岡市中央区白金1)の判決が17日、宮崎地裁であった。篠原淳一裁判官は「刑事責任は重いが反省している」などとして、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役4年)を言い渡した。宮崎地検によると、同法を適用した判決は初めて。

なんだこれ・・・35歳の国立大助教が「同僚女性から冷たくされたと感じ」、放射性物質を歯ブラシに塗る?ごめん、本当に全くもって何が起こってるかわからんぜ。被害女性に健康被害はなかったと書いてあるけれど、そういう問題じゃないと思う。
asahi.comの方が犯行の詳細が載ってるが、これは新手のマーキングか何かか・・・???

 判決によると、新原被告は昨年8月15日夜、放射線管理区域内の実験室で放射性物質ヨウ素125の原液少量を水で薄め、プラスチック製のチューブに入れて盗み出した。そのまま研究室に向かい、同僚の女性職員の事務机やいすに垂らし、白衣や歯ブラシ、サンダル、生理用品にも塗布。同6月と8月下旬にも同様の犯行に及んでいた。

携帯電話で現代人を追跡

ヒトは習慣から逃れられない動物であり、大半の時間を職場や自宅など、ほんの数カ所の主要な場所に移動するか、その場で時間を過ごすことが、携帯電話の記録を利用した新しい研究によって明らかにされ、英科学誌「Nature」6月5日号で報告された。(中略)
今回の研究で、米ノースイースタン大学(ボストン)複合ネットワーク(Complex Network)研究センター教授のMarta C. Gonzalez氏らは、所定のカバーエリア内での移動を追跡する携帯電話中継基地局のログ(log)を分析。無作為に選択した携帯電話ユーザー約10万人を対象に、その移動に関する情報を6カ月にわたり収集した。
分析の結果、何百マイルも移動していたユーザーも少数いたが、ほとんどは短い距離しか移動していなかった。また、移動先が5カ所であろうが50カ所であろうが、大多数のユーザーは、反復的に訪れるわずか2カ所に約70%の時間を費やしていた。

これでNatureかよ?!と思ったらNature6月5日号には載っておらず、Nature Physicsの方でした。ん、でもこの論文の著者の所属がUniversity of Notre Dameになってる・・・このニュース記事の信憑性は大丈夫か?
それよりNatureの方に岩手・宮城内陸地震と地震速報の記事が載ってて驚きました。やっぱり地震大国の予知システムは関心が高いんですねぇ。