歴史は動いた

オバマ氏が獲得した選挙人は284人となって、過半数の270人を越え、新しい大統領に当選することが確実になりました。アメリカで黒人の大統領が誕生するのは初めてのことで、民主党にとっても8年ぶりの政権奪還となりました。

キング牧師I have a dreamの演説から45年、ついに有色人種であるオバマ氏がアメリカ大統領に当選しました。アメリカに住んでいて人種差別の片鱗に触れたことのある身として本当に感慨深いです。
しかし日本のメディアがオバマ氏のことを「黒人」と称するのが気になります。ケニア人の父親と白人の母親との間に生まれたオバマさんには、アメリカでいう"Black"=黒人奴隷の血は入っていません。黒人差別の壁を越えた人ではないんだよなー。アメリカでは黒人とは報道されてないと思う。
もう1つ、引用元のアメリカ地図が見事に真っ二つになっています。青=民主党が東南部と西海岸、赤=共和党が中部をぶった切って南部を独占。そろそろ合衆国と名乗るのに無理が出てきてるのかもしれません。
【追記】
かなりいいブロンドジョーク発見。

Blonde: Oh my god! Look, they have a calendar counting down until Bush's inauguration.
Brunette: What's "inauguration"?
Blonde: The day he leaves office.

【追々記】
あ、blackって書いてある記事があった。Daily Newsはどちらかというとタブロイド寄りだけれど。
'Easy' Barack Obama win masks stunning rise of first black to the White House
【追々々記】
ちょっ、各国メディアも少しは自重しろってw ブッシュ大統領って、フーバーは余裕で越えて稀代の愚鈍指導者として歴史に輝く人なのかもしれない。
オバマ氏勝利とブッシュ政権終焉を歓迎 各国メディア

上司の73%が病気なら休むべきと回答

英国の雇用主の大多数が、体調が悪い社員は無理して出社するべきでないと考えていることが明らかになった。
 調査は、英国商工会議所が医薬品メーカーBenylinと共同で、国内の雇用主1000人を対象に実施。それによると、全体の73%がそのように回答した。

ただしイギリスの話。日本の雇用主はどのぐらいの割合で休むべきと思ってるんだろうか・・・「オレ体調悪いのに出勤してエラクね?」と勘違いする部下を止められる上司が日本にも切望されます。