インフルエンザで二転三転

昨日のアメリカ発フライトでA型インフルエンザ感染が確認された乗客は新型インフルエンザではなかったそうです。それでホッとしてたら、今度は4月半ばに修学旅行でカナダに行った高校生がインフルエンザに感染してて精密検査・・・結局この学生もAソ連型だったそうで、高校の校長なんて涙を流して取材に答えてました。ヤレヤレ・・・という空気が流れてきた途端に、NHKニュースで「アメリカ大使館より入った連絡によりますと、米軍横田基地に到着した飛行機に乗っていた赤ん坊がA型インフルエンザに感染しているとのことです」・・・キリないね。こりゃ日本で新型インフルエンザが「上陸するのか、防げるのか」じゃなくて「上陸するのは明日か明後日か」の問題だと思われます。特にGWの始めにオメデタイ気分で海外に旅立った"勝ち組"が帰国する来週半ばが勝負なのではないでしょうか。
ところで横浜市の高校生の感染状況を確認する際に情報トラブルがあったそうで。枡添・厚労大臣は「こんなときに電話が通じないなんて危機管理がなってない」と怒り心頭のインタビューをすれば、中田・横浜市長は「枡添大臣はカリカリしすぎ。もっと落ち着いたほうがいい。そういう電話が殺到して一時的に電話が通じなくなっただけ」と軽く流していました。どっちもどっち、というか、そんな時に電話が通じなくなる状況はマズいんじゃないの?ホットラインぐらいないと本当の新型インフルエンザが発生したときに致命傷になる可能性は十二分にあります。