ウェブ上の文章がいかに読まれ広まっていくか
この事実にボクは大いに失望した。「自分のサイトが最初に取り上げたんたぞ!」と真っ先に言いたいわけではない(そう言いたい気持ちもないと言えば嘘になるけど、それを1番に言いたいかというとそういうわけじゃない)。あれだけ面白いネタなのに、誰にも気づかれることなく、情報が伝播していくのに2週間もかかったことに愕然としたのだ。
あのとき確認しただけで大手を含めて10以上のサイトが取り上げて、
数万人というオーダーがあのネタを見た。
その中でドイツ語に通じた人が数%いたとしても、
それだけでも数百人が見ていたはずなのに、
修正されたのは6日後でした。
2番目の段落は俺ニュースさんからの引用です。超重要だと思ったのでメモしておきます。ウェブ上に載った文章がある程度広まるまでの時間と、載った後で訂正されるまでの時間。広まるには「大手さん」に注目されれば早いってのは、読者ネットワークの広さから考えるとある程度は仕方ないと思います。でも訂正されるまでの時間は読者数に比例するとは限らない。特定の専門分野に向けたMLなどは一瞬で訂正されるし、Wikipediaでも注目されているエントリーの加筆・修正は比較的迅速なのではないでしょうか。とすると、訂正されるか否かは
- その情報が間違っているかもと気づける知識レベル
- 原典に当たってチェックするマメさ
- 実際に「間違っていましたよ」と訂正する発信力
この3つが必要かと思います。リテラシーとかコミットメントといった横文字に集約されるかもしれません。いかがでしょう。何となく目を通すだけの読者ばかりのネットワークに広まるだけじゃ訂正されない罠。
参考までにココのスタイルを書くと、面白そうなニュースやブログには脊髄反射でメモすることが多いです。反省。でも自分の得意な英文ニュースや科学論文系は余裕があれば原典をあたって、他のサイトさん+αが書けたら「いい仕事したな俺」的な満足感を勝手に味わってます。
マイクロソフトのデベロッパー&プラットフォーム統括本部長が語る
- マイクロソフトはVisual Studio Express Editionを,1年間の限定ながら無償配布しました。その目的はどこにあるのでしょうか。
私は日本国民全員にプログラマになってほしいと考えています。
をいをい。日本国民全員が英語ペラペラになるのと同じぐらい無理っぽいと思うけれど、考えるだけなら個人の自由。でも仮に日本国民全員がプログラマになったらMSの利用率が下がると思うよ?