血潮でわかる

 目で見た情報は、後頭部の「第1次視覚野」に送られる。ATRの宮脇陽一研究員らは、血流の変化から神経活動を読み取る機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)を使って、この部分の活動を測定することで、見たものを推定する手法を考案した。(中略)
 宮脇研究員は「将来、脳の指令を読み取って、自在に操作できる車いすを実現するような新技術の開発につなげたい」と話している。

視覚野の血流で見たものが再現できるのか。SFが描いていた世界に現実が一歩近づいたな。見たものを推定できるなら、逆に視覚障害者にバーチャル映像を見せられるようにならないだろうか。
NHKニュース 人が見た光景 脳活動から再現
NHKニュースを見る限り、今のところはMRI装置に寝てないとダメなんですね。ややノイズが入ってるもののアルファベットの形の認識はちゃんとできてます。いや〜、これを民間研究機関が達成するなんて大金星だ。

2008年ノーベル賞授賞式

NHKニュース ノーベル賞 日本人4人受賞
プレゼンターが日本語でコメントするのは、いくらなんでもやりすぎだろう。一言ならともかく、参列者の99%は全く分からない祝辞はいかがなものかと思ってしまう。しかし暗いニュース続きの中で一筋の光明であることは間違いないです。おめでとうございます。

findの結果の中からファイルを削除する

find/grep/xargsコマンドを使いこなす 業務で楽するためのUNIXテクニック集「検索」編:CodeZine

 Emacsを利用していると、テキストを保存する際に「ファイル名~」、ファイルを編集する際に「#ファイル名#」というバックアップファイルが作成されます。また、UnixLinuxプロセスが異常終了すると「core」ファイルが生成されます。これらのファイルを一度に削除したい場合には、次のように指定できます。

$ find . \( -name core -o -name '#*' -o -name '*~' \) -exec rm '{}' +

 「\(」と「コマンド」、「コマンド」と「\)」の間にはスペースを空ける必要があります。

 xargsコマンドを利用する場合は、次のように指定できます。

$ find . \( -name core -o -name '#*' -o -name '*~' \) -print0 | xargs -0 rm

 findコマンドの判別式「-o」は、「-or」でも構いません。

 なお、findコマンドの「-delete」アクションが利用できる場合は、次の方法が最も高速です。

$ find . \( -name core -o -name '#*' -o -name '*~' \) -delete

全力でメモ。「開発環境に.bakだの.orgを残すな〜!」と何度言っても聞かない奴がいるので、今度からこれを組み込んだ掃除shを作ることにします。

おにぎりに汚染される大リーガー

試合前には、クニが食堂で
握ってくれるおにぎりを必ず食べる“おにぎり仲間”(ネビンの
お気に入りの具は、梅干とツナ)。

クニがつくる“おにぎり”がチームメイトに大好評だということは、
以前にも書きましたが…今日の試合前のこと、ついに、クニが
スポーツ記者さんから“おにぎり”取材を受けていました!
僕も近くにいたので、インタビューの様子をなにげに見ていたの
ですが…聞こえてくる会話が可笑しくて可笑しくて…!

記者「毎日、どのくらいの量、作るんですか?」
クニ「そうですね、ご飯は3、3、5合の3つの釜で炊きます。」
( “3、3、5合”という表現が、僕のツボにハマって大爆笑!)

記者「具はどんなものを?」
クニ「ツナとか梅とか…」
(おいおい、クニ、顔がむちゃくちゃ真剣だぞ。腕組みしながら、
眉間に皺寄せて…←ちょうどインタビュー前におにぎりを作って
きたところだったので、一仕事終えた“職人さん”みたいでした)

記者「得意技は何ですか?」

(と、得意技ぁ?!)

腹筋トレーニングになるぐらい、笑いました。
おにぎりを握ってるクニの写真が、スポーツ紙を飾る日も近い?!

いえ、冗談じゃなく、今やクニのおにぎりはチームの必須アイテム
になりつつあるんです。ほとんど全員が食べるようになりました。
おにぎりブーム満開!おにぎりパワー全開!です。
こないだの遠征の時、クニがジャーの電源コード(取り外し式)を
忘れてきて、ご飯が炊けないという事件(←これが、ホント、事件に
なるほど大騒ぎ)がありました。その時なんか、もう、クレームの嵐!
「えーっ!?今日は、おにぎりないのかよ〜?」
クラブハウスマネージャーに至っては、

「クニ、おにぎりがなくて、試合に負けたらどーすんだよ?!」

って、真剣に怒り出す始末…(爆苦笑)。

キャッチャーのレイアードも、おにぎり大好き。
お皿に乗っていた3つのおにぎりを、片手に2つ、もう片方の手に
1つ、鷲掴みにして、「うぉーっ、美味いぃっ!」って吠えながら(?)
食べてる姿は、まるで飢えた野獣のよう?!
「おい、レンジでチンして、温めて食べたほうが美味いぞ」
って教えると「ホントか?!よしっ」って、食べかけのままレンジに
入れちゃった(笑)。
ボロボロになったおにぎりが、レンジの中で回ってました。
でも、こんなにもおにぎりがチームに浸透して人気モノになると、
僕まで嬉しいですね。

日本びいきの外人を見るとなんか和むスレのまとめ KU。テキサス・レンジャーズのチーム全体が羊羹に侵食された開発状態になってる!試合前に1.1升炊くとか、炊飯ジャーのコード忘れたら「おにぎりがなくて、試合に負けたらどーすんだよ?!」って突っ込まれたり、ネタにしか見えません。でも本当なんだろうな・・・恐るべしおにぎりパワー。

親子関係証明とDNA鑑定

300日規定を撤廃する理由として「DNA鑑定で父親が特定できるなら、300日規定で推定しなくてもいいではないか」という論調があったと記憶しています。もともと300日規定はDNA鑑定など技術的な手段がなかった明治の時代の対処法でした。しかし今ならかなり精密で信頼できるDNA鑑定が可能です。もう日数に縛られることはないと。

 しかし300日規定撤廃に反対する側から「民法にDNA鑑定を導入してはならぬ」という強い声があり、結果的には300日規定の撤廃は実現しませんでした。

 そして今年。国籍法改正に強く反対する側から、(本質的には反対だけど)国籍法を改正するなら、偽造結婚を防止するためにDNA鑑定の導入を強く求める声がありました。(中略)
 親子関係に疑いがあるのなら、DNA鑑定にて決着をつけるということになります。そしてDNA鑑定の結果が真実とされます。

 その考えは300日問題にも影響することにもなるでしょう。国籍法でDNA鑑定で親子関係が証明するようになるのなら、嫡出推定に応用することを拒否する理由はあるでしょうか。

 そうなると、300日規定は存在意義がなくなります。「DNA鑑定で科学的に親子関係が判断できるなら、300日がどうのこうのと苦し紛れに推定する必要はない」ということです。そうですよね。

 その辺に勘づいたのか(苦笑)、300日規定に反対していた稲田議員らは国籍法におけるDNA鑑定導入には反対していたようです。国籍法改正に反対しつつ、です。国籍法に反対する勢力の結束力に影響はあったのでしょうか。

 法制度にDNA鑑定を導入したほうがいいのかどうか。それは保守側にとって難しい課題になりそうですね。

正直に書くと300日規定も国籍法改定も興味外なので気にしてませんでしたが、このエントリにはハッとさせられました。親子関係を証明するのにDNA鑑定は確実ですが、片や300日規定では撤廃反対派がDNA鑑定の導入に反対し、国籍法改正では(血純主義観点から?)DNA鑑定を導入したがる人たちがいる。全くの印象論で恐縮ですが、この両者は同じような保守層に属するんじゃ?そこまでして何を守りたがっているんだろう。