ハタハタの卵 拾うべからず

6人は7日朝から昼過ぎにかけて、同県深浦町の海岸で、砂浜にうち上がっていたハタハタの卵を拾い集めた疑いがある。シケ翌日の海岸にはゴルフボール大の卵が多数打ち上げられるという。3組はいずれも自宅で食べるためだったと話しているという。3組で計約16キロが密漁されたと同署は見ている。

 資源保護のため、県の規則は「産卵されたはたはた卵は、これを採捕してはならない」と定め、違反者には10万円以下の罰金、もしくは6カ月以下の懲役が科せられる。ただ、卵を抱えた親魚を拾うのは違反にならない。

海岸に打ち上げられたハタハタの卵は拾っちゃだめだけれど、卵を抱えた親魚はOK。密漁を防ぎたいなら両方とも罰したほうが分かりやすいと思うんだが・・・後者は釣り客を意識してるんだろうか。珍法の一種。
【追記】
なるほど、珍味ゆえに採られ続けると孵化させる分がなくなっちゃうんですね。この記事を読んで納得だけれど、卵を抱いた親魚はいいの???

 県によると、孵化(ふか)させて海に戻すため、許可を受けた漁協や自治体だけが採捕できるという。

 地元では「ハタハタよりブリコが好き」という人も多く、9日には卵を拾い集めていた6人を鰺ケ沢署が検挙したと発表している。同署は「おいしいのは分かるが、だめなものはだめ」として、パトロールを強化中だ。

すし詰め人体実験

 長崎県大村市教育委員会が今年8月、市立西大村中学校(川端利長校長)で、閉め切った会議室に生徒37人を集め、どれほどの暑さに耐えて授業が受けられるか調査をしていたことがわかった。室温は36度に達していた。校舎の耐震化工事で窓を開けられず、教室へのクーラー設置を要望していた同校の実態を調べる狙いがあった、と市教委は説明する。だが、暑さのために気分が悪くなった生徒もおり、保護者の間から疑問の声が出ている。
 市教委などによると調査は8月8日午後1時50分ごろ、部活動で登校中の生徒を集めて実施した。50分間の予定で、室内に扇風機5台を置き、市教委の担当者が室温を2回測定した。不調を訴える生徒も出て、30分ほどで打ち切ったという。
 関係者によると、同席した川端校長は調査の冒頭に、「我慢するな。きつかったら会議室から出なさい」と生徒に伝えた。1人が「息苦しい」と訴えたため、校長が打ち切ろうとしたが、室内にいた市教委の担当者は「もう少し時間をください」と校長に続けるよう求めたという。

お盆間近の昼下がりに登校してやらせることかよ。ひどすぎる。実態データが欲しければ校長と教育委員を37人集めてやりゃいいじゃないか。保護者はもっと怒りを表していいと思う。

ご褒美つき減量プログラム

ペンシルベニア大学薬学部のケビン・ボルプ博士らの研究チームは9日、体重の減量は報酬が得られれば楽になるとの調査結果を発表した。

 減量プログラムが報酬と連動し、体重を減らすことに失敗したら現金を受け取れなくなると意識させることにより、いわゆる一般的なダイエットよりも減量への強い動機付けになるという。

オリジナル論文→Financial Incentive–Based Approaches for Weight Loss.A Randomized Trial. Volpp et al. JAMA. 2008;300(22):2631-2637.
30〜70歳の健康で肥満体型の参加者57人を無作為に3群(宝くじ群、預かり金保障群、コントロール群)に割り付けて、16週間後の減量結果を比較。結果は、コントロール群に比べて他の2群の方が成功していたという研究です。
まぁねぇ、禁煙でも減量でもインセンティブがあった方が成功しやすいのは自明だと思います。しかしそれを医療機関や行政がやるべきかどうかは、微妙な問題だよな。

Inkscapeの活用法

フリーのドローソフト「Inkscape」が面白い - Imamuraの日記
svgを編集するために4ヶ月前に導入したInkscapeが結構使えるらしい。時間があったらチュートリアルを触ってみようかな。それにしても今年の年賀状はどうするやら・・・