追記

長谷川教授は、大阪地裁で死刑判決が言い渡された直後の昨年9月に「贖罪(しょくざい)のための控訴を勧める」目的で2回面会。刑確定後も14回にわたって大阪拘置所大阪市都島区)で、毎回約30分間の面接を重ねてきた。 宅間死刑囚は、法廷などで「世の中、全員が敵」と一方的な不満をぶちまけたり、死刑確定後も、刑事訴訟法で規定された「6ヵ月以内」の執行を訴えるなどしていた。 長谷川教授によると、初めのうちは法廷での振る舞いと同じように身勝手なことばかり話していた。しかし、次第に「自分が子どもの立場であれば、無念やったろうなあ」などと、罪の意識を感じさせる言葉を、思い詰めたような表情で語るようになったという。 犯行時の心境についても「途中からテンションが下がり、我を取り戻しかけた。『もう十分や、誰か止めてくれ』と苦しかった

上の言葉が真実なら、少しは救いがあるのかもしれないです。