緩急のとりかた と 閃き

ここ一両日の懸案事項だった研究計画書ですが、午前中に仕事をしている間に頭の中で捏ね繰り回していたアイディアの塊たちがスルスルと一つの流れにまとまりました。不思議だ。あれだけ参考文献を読みつつ熟考してた時には思いもつかなかったけれど、一度つかむと「これしかない」と思うような無理のない自然な計画が浮かび上がってきた。今までの研究生活で培ってきた知識と、これから所属するであろう研究室のテーマが無理なく共存できる計画ができた、と自負できるほどの出来です。それまで詰め込んだ参考文献と己の知識・興味がジグソーパズルのように組み合わさって一つの絵になった様は、非常に手ごたえのある実験仮説が閃いた瞬間によく似てました。まさにカタルシス、快感そのものです。
やはり(床の上で爆睡したとはいえ)十分な睡眠が良かったのでしょうか。そして日常業務で手を動かしている間にバックグラウンドで考えを熟成させたのが良かったのかも。突き詰めて考えるだけが手段じゃない、ということを体感できた一日でした。