iPod Shuffleの続き

amazonでは10%還元のキャンペーン中だそうです。すでに500円分のamazonクーポン券があるので正味8500円ってところか。そう思って財布の紐が緩みかけたところでRioというプレイヤーの存在を知りました。

Rioのトレス氏は、iPod shuffleの最大のセールスポイントは「価格」と「スタイル」だが、「Rio Forge Sport」――AppleのCEOが基調講演で比較として挙げたモデル――に同梱しているアクセサリーをiPod shuffleでは別途購入する必要があるため、この価格は顧客を欺くものだと指摘した。

「149ドルで1Gバイトのプレーヤーを手に入れることができる。だがアームバンドを付けるとなると29ドルかかる。(簡単にアクセスできるポートがないユーザーは)USBケーブルが必要となり、ここでまた約20ドル余計にかかることになる。スポーツ向けの製品ならバッテリーは着脱式がいい。バッテリーが増えると重くなる。結局、総額は200ドル近くなり、しかもこれにはFMチューナーやSD拡張カードが含まれていない」(同氏)

また同氏はiPod shuffleの登場がRioの戦略を変えることはないと主張した。「SanDiskなど、似たようなプレーヤーは存在する。当社はこうした製品を十分に認識しており、それに対する戦略も持っている。よって、Appleの発表によって当社が今やっていることを変えることはない」
MacCentralが取材したほぼすべてのメーカーが、iPod shuffleには自分たちの製品に匹敵する機能がないと指摘した。

そうなんですよね〜。iPod Shuffleって、USBフラッシュメモリ+MP3ランダム再生しか機能がない。しかも各種アクセサリーは$29ずつ追加出費だから、合わせると安くないし。それならFMラジオや液晶ディスプレイがついたRioの方が機能の点では遥かに上です。
しかし、それでも「欲しい」と思わせる魅力がiPod Shuffleにはある。それは洗練されたデザインと、"iPod"のブランド力としか言いようがないです。
# ちなみに、クラシック音楽を主に聴く私としては、iPod Shuffleが「ランダム再生」しかできないのは致命的に痛いです。だって第4楽章の後に第1楽章を聴いたされたって意味ないじゃん。