男女参画と国際競争のはざま

朝から憂鬱になるニュースを読んでしまいました。loveless zero KU。

民間企業でも女性が基幹職で働こうと思えば、残業もあれば転勤もある。両立は容易でないが、研究の第一線に立つ女性はそれに加えて研究職ならではの悩みもある。  国立大学協会男女共同参画ワーキンググループ委員でもある鳥養映子山梨大学教授によれば、研究自体のおもしろさでついのめりこんでしまう側面もあるが、日進月歩の研究についていけなくなるという焦燥感やし烈なポスト獲得競争に後れを取るのではないかという不安が女性を襲う。   実際、大学や研究所のポストは限られておりいい職を得るのは容易ではない。常勤で働く女性は男性より少なく非常勤が多い。実験が必要な研究は長時間勤務につながりやすい。優秀な男性がすべての時間を注ぎ込んでしのぎを削っていれば、負けられないとの思いが募るのは仕方がないともいえる。  そんな中で「私はゆるくやるロールモデルになりたい」と、6歳と3歳の子どもを育てながら働いているのが独立行政法人物質・材料研究機構茨城県つくば市)で主幹研究員を務める御手洗容子さん(38)だ。東工大の大学院を出て95年に現在の職場を得た 鳥養教授は「今は周囲に男性モデルしかないためそれに合わせてしまいがち。だが、研究者も多様な働き方があっていい。今後は新しいワーキングモデルを女性たちが作っていく必要がある」と主張する。

おいおい、そんなワーキングモデルで国際競争に勝ち抜いていけるんなら誰も休日返上で研究してないよ、と突っ込んでみるテスト。