血液型の判定ができない医者の誕生?

医学部五、六年生の約半数が血液型検査でA型とB型を間違うなどの判定ミスをしていたことが二十二日、旭川医科大学輸血部の友田豊技師らの調査で分かった。友田技師は「実習などでも正解率が低く、知識や訓練が足りないと思っていたが、数字で裏付けられた」としている。二十六日から千葉県浦安市で開かれる日本輸血学会で報告される。 友田技師らは平成十五年九月−十六年十二月、同大五、六年生の計百五十一人を対象に調査した。夜間に救急患者が搬送され、学生自身が血液型判定と緊急輸血をする状況を設定。検査手順を書いたマニュアルを配布して説明した後に学生に患者の血液を渡して調べさせた。 正答率は、十五年には六年生が57%、五年生が40%、十六年には五年生が58%、平均では50・3%。誤りの大半は、抗原と抗体の関係を正しく理解せずにA型とB型を取り違えたものだった。 医学部生は二、三年生の時に血液型検査実習を受けるが、調査結果を受け、教育カリキュラムの改善を求める意見が出ることも予想される。

「予想される。」じゃね〜よ。こんなできそこない学生が1年後は研修医として病院で診察を始めるのかと思うと心底ゾッとします。
医学部出身の助教授いわく「医学部は学生を全員通すことが前提だからね〜。どんな学生でも、追試を繰り返して落とすことはしないから・・・」だそうです。おお怖い。