がんを防ぐには社会生活を犠牲にすること?!

指針はまず、禁煙を「がんになる確率を三分の二に減らせる。最も確実ながん予防法」として推奨。吸わない人には、他人の煙を吸い込む受動喫煙の危険性を警告した。飲酒は「適度」で、具体的には「日本酒換算で一日一合(ビールで大瓶一本)以内」とした。 食事では、野菜・果物を一日に少なくとも四百グラム取るようにする。胃がんのリスクとなる可能性が高い塩分の摂取は一日十グラム未満にして、熱い飲食物も最小限にするよう求めた。 また、毎日合計六十分程度の歩行など適度な運動と、週に一回程度は汗をかく激しい運動が必要で、成人期での体重を維持する。 ・・・・ 今回の指針は、さまざまな予防法の有効性を評価した世界保健機関(WHO)の二〇〇三年食事指針などを基に作成しており、「信頼性が高く、日本人がこれだけは守った方が良いと考えられる予防法をまとめた」(津金部長)という。

これだけは守れって・・・一日60分歩く余裕のある社会人がどれだけいるんでしょうか。作った医師たちは実現できるんですか? もう少し実現度の高い指針にしてもらわないと、お笑い種になっておしまいになっちゃいますよ、せっかく意義のある取り組みなのに。