犯人は当初の予想通り

全国各地のガードレールで金属片が見つかった問題で、国土交通省の調査委員会は21日、さいたま市内で第2回会合を開き、接触事故を起こした自動車の外板や部品であると、ほぼ断定した。全国の国道で見つかった4537個のうち102個を分析した結果から統計学的に推論した。いたずらの可能性は極めて低いとし、世間を騒がせた「謎」に一応の決着をつけた。 国交省によると、同省が管理する全国の国道で見つかった金属片のうち、埼玉県内の51個と、北海道から九州・沖縄までの各地で見つかった51個の成分を調べたところ、すべて自動車のバンパーやモールなどの部品と一致した。 どれも破断面には、外部からの力で引き裂かれた時にできる特徴があり、人が道具で切り取ったものはなかったという。

一時期のヒステリックな報道はどこへやら、結論記事はひっそりしてますな。なんだかなぁ、もう。別に故意に設置した金属片じゃなくて自動車事故の名残であろうと、金属片の危険性に変わりはないんでしょう? だったら、自動車がガードレールに接触した際には部品の回収を忘れないようにマニュアル化するとか、そういった対策レベルはどこにいったんでしょうか?