この世は常に未知との遭遇

ライブドアとフジテレビが株買収戦を繰り広げたニッポン放送株主総会が24日、都内で開かれた。同放送の亀渕昭信社長(63)は騒動について「未知との遭遇」と振り返り、経営責任については「何ら恥じることはない」と言い切った。だが、株主からは謝罪要求や経営責任を追及する厳しい声が続出。同放送は7月下旬にも上場廃止の見込みだが“最後の総会”は3時間以上に及び、野次と怒号が飛び交う中で閉会した。  亀渕社長は開会後、買収騒動について「大変なご心配をかけ心苦しい」と陳謝。「合格点は取れたと思う。ただ、未知との遭遇というか、想像を絶する、(ライブドア社長の)堀江(貴文)さん風に言えば『想定外』の、本当に貴重な経験をした」と釈明した。  だが株主は納得しなかった。質問タイムになると、雰囲気は一気に険悪に。買収戦の間、同放送が、フジに対する新株予約権発行を決め混乱を招いたことに対し、批判が相次いだ。

愚かなり、亀渕社長。一つの会社の責任を担うポジションにいながら「貴重な体験をした」で済ませるとは。そりゃ株主も怒るわな。
「正しかったと思う。裁判は時代で変わる」って言葉がリンク先の記事の後半に出てくるんですが、ナンジャソリャって突っ込んじゃいました。この世の中では、裁判だけじゃなく会社経営も社会規範も時代で変わるって事実をまさかご存じない? 知らないとしたら、その無知がニッポン放送を危機に追いやったのであり、責任は極めて重大だと思います。