とほほな新システム

震度6弱を記録した宮城県沖を震源とする16日の地震で、気象庁などが導入した緊急地震速報システムが、仙台市内に大きな揺れが到達する11秒前に「警告」を出していたことが17日分かった。 同システムは、縦波(P波)と横波(S波)の速度の差を利用。震源に近い観測点で地震の初期微動のP波をとらえ規模や到達時間を推定、S波の大きな揺れが来る前に、専用回線や衛星回線で都市部に地震発生情報を伝える。 …中略・・・ 東京には大きな揺れの71秒前、揺れ自体の始まる31秒前に情報が配信された。この時間差を利用して、火を消したり、机の下に隠れたりすることができる。 ただ、実際の運用面では、長町小学校が情報配信を受けて自動的に校内放送で避難を呼びかける予定だったのに、夏休み期間中でスイッチが入っていなかったりと、課題を残した。

タイトルを読んで「なんとすばらしいシステム!」と思ったのに最後の一文でこけた。