大相撲 秋場所初日

仮眠して大相撲に備え、幕の内の取り組みをじっくり見ました。初日から興味深い取り組みが多くて大いに嬉しいです。贔屓の安美錦高見盛を破って危なげない初日。先場所に大金星を上げた琴欧州黒海は、黒海の悪いツッパリを琴欧州が冷静に見極めて土俵際を回り、黒海が自爆。角番の千代大海は、いくら垣添が調子良くてもソリャナイダロウっていう内容。大丈夫だろうか。休場明けの魁皇とも目を覆いたくなる。痛めた右ふくらはぎも心配だけれど、踏ん張れずに流れたのは左足だったよな・・・ 土俵下にさがった後の顔が寂しげに悟ったような顔だったので、ひょっとしたら引退を考えていたのかもしれません。頑張って初日に出てきたのは偉いけれど、相撲が取れない状態だったら休場したほうがいいです。体が第一。
結びの一番は新小結・普天王と六連覇を目指す絶好調の横綱朝青龍。解説の北の富士さんが「横綱でも初日は緊張しますよ」という言葉を語り、場所前の取材をした舞の海さんが「普天王、ひょっとしたらやってくれますよ」と熱く解説してくれたので嫌でも期待が高まりました。まさかとは思ったけれど、本当に普天王が勝つとは!! 立会いで横綱が押したときに徳俵でよく残った!! そして普天王が一気に反撃。感激の取り組みでした。軍配が普天王に上がって物言いがつかないのを確認しつつ、マジで涙がにじみ出ましたよ。これで今場所は一気に盛り上がりますね。
こりゃ今晩のNHKスポーツニュースはガッツリ見なくちゃ・・・と思ったら選挙番組でないのか(ガッカリ)