つまりは大人の事情ってやつか

東大病院の大友邦・放射線科教授は「一部の裕福な人に特定のサービスを提供することへの批判は覚悟している」としながらも、「得られたデータはがん予防研究に役立てるし、提携会社からは一般患者用の機器の寄付もある。この事業によって困る人はおらず、目指す医療や研究の実現のためには、自分たちで経済基盤を確立することも必要だ」と説明する。

大学法人化のしわ寄せともいうし、日本の医療機会平等性の綻びともいうべきニュース。病院を運用していくのにお金は必要だし、先進的医療をするには最先端の機器を買わなきゃいけない。東大病院というネームバリューを売るのは当たり前の選択肢だと思います。