「サーバーには2.0のようでこじ開けられた跡があり・・・」

バイオインフォマティクスが、生物学の立場からすると分子生物学と何ら変わらないにも関わらず、別の分野であるとか、あまり浸透しないというのはここに原因があるのかもしれぬ。つまり、PCRの原理を理解したり、実験のチューニング(条件振り)をするのは、ほぼ、生物学の中だけで説明できる(あるいは、それだけで十分である)のに対して、たとえばBLASTの原理を理解したり、条件振りをするには、生物学だけではおさまらない。ようするに、どうしても数学の「度胸」が必要になってくる

度胸、なのだろうか。生物からバイオインフォ側に入っていくと、情報処理は避けれないけれど数学は見ない振りをしてもある程度は使える。ある程度のレベル以上が必要になったときに、悟りというか開き直りというか、諦めを得られるかどうかがバイオインフォ側に入るか入らないかの分水界なのかな、とは感じます。度胸かー