共有知の問題

問題です。
一郎、二郎、三郎さんの奥さんはそれぞれ不倫をしています。
それを知った太郎さんは、彼らに真実を伝えたいのですが、直接言いにくかったため、間接的な方法をとりました。
太郎は「これから、僕は、君たちの奥さんの浮気について知っている事実をカードに書き、君たちの額にはる。問題がなければカードは白紙にしておくよ」と言い、
一郎の額に「一郎の妻は不倫している」というカード
二郎の額に「二郎の妻は不倫している」というカード
三郎の額に「三郎の妻は不倫している」というカード
が、張られることになりました。一郎は、二郎、三郎のカードは見れても、自分のカードは見れません。つまり、お互いに、自分の奥さん以外の不倫を知ることになりました。

「もし、自分の奥さんが不倫していると確信できたら、いますぐ電話するといい」と太郎さんが宣言しても、誰も電話をしようとはしません。まったく確信ができないからです。
一郎が「これでは、何もわからない。何かヒントをくれないか?」と言いました。

そこで太郎さんが「君たちの奥さんのうち、少なくとも1人は、不倫をしているよ」とヒントを出しました。お互いに2人の奥さんが不倫していることは知っているので、情報は増えていないような気がしますが、一郎、二郎、三郎は、しばらく考えた後、自分の妻が浮気していることを確信し、電話をかけにいきました。

なせ、自分の妻が浮気していると確信することができたのでしょうか?

1分弱ほど考えてわかりました。が、id:yama_tah:20060205:p1の最後の指摘までは気づかなかったなぁ。確かにその場合は残りの二人は気づかないかも。