格差社会がもたらすもの

 そして「貧乏人は間違っていない」という自己洗脳の罠から逃れられたお陰で、ボクの目 に裕福になるカラクリと、貧乏になるカラクリが、おぼろげながら見えてきた。

  • 育ちのいい人は、笑顔と健康が自分の資本だと知っている。  
  • 育ちのいい人は、良いモノの良さや、その価値を知っている。  
  • 育ちのいい人は、お金の使い方を知っているし、自分や周囲の者に投資するという事も知っている。  
  • そして育ちのいい人は、努力するという才能を、持ち合わせている。  

彼らは金銭だけでなく、人生をどうやって明るいモノにするかという貴重な知恵と訓練を、 親に授けられて育ってきていたらしい。世の中には『裕福』と呼ばれる価値と、『貧乏』と 呼ばれる病気があったのだ

メモ。臨時収入が手に入ってもアブク銭な使い方しかできなかったり、貧乏暇なしになってしまうのは、裕福になるカラクリを親から教えてもらえなかったからだという。今日本では格差が広がっているというけれど、上の文章を書いた人は私より1世代上のようです(大学時代の京大付近の8畳1DKエアコン付マンションの家賃が4万円)。その時代から同じ大学に通う学生間で格差があったとすると、現在の若者の格差は彼らの親世代の格差がさらに増幅したものではないでしょうか。そして現代の格差は次世代に更に増幅されるでしょう。恐ろしい。