「エンジニアはFancyな機能よりも、Handyなツールを求めている」

とくにIBM, Oracle, Solarisなどのエンタープライズソフトウェアではそれが顕著です。代理店を通じて販売し、購入者はマネージャ層であるため、現場の要望がとても届きにくいのです。また、サポートから収入をあげればいいと考えるため、マニュアルなどはろくに付属してもいません。

商用サービスパッケージは美しいGUIで管理職に訴えかけている・・・らしい。実際にサーバを管理する側からすれば99.9%はsshでログイン操作するからGUIなんていらないのに。サーバやデータベースを販売する会社はモノよりも販売後の保守で利益を上げるんだから、マニュアルがお粗末なのは必然悪。一度購入したら高額なサポートがずーっと必要だという意味ではカツラに似てるかもしれない。
商用ソースでお金を払って外部の会社に保守してもらうか、オープンソースを導入して自分のところでハックしていくか。エンジニアはそりゃ当然後者を選びたいでしょう。