遺伝子を抑制すると攻撃対象を変える

 松本教授らは、1型糖尿病を発症するマウスで実験。このマウスは免疫細胞が膵臓インスリン分泌細胞を破壊するが、自己免疫疾患を抑えるAIREという遺伝子を働かなくすると、攻撃対象は膵臓の消化酵素を分泌する細胞になり、1型糖尿病にはならなかった。
 ただ肺や肝臓など、膵臓以外の組織が重い自己免疫疾患になった。
 松本教授は「免疫細胞がなぜ攻撃対象を変えたかを調べたい」と話している。

へぇ〜おもしろい。AIRE遺伝子を抑制すると脾臓インスリン分泌細胞じゃなくて消化酵素を攻撃するのか。ってことはAIREタンパク質がインスリン分泌細胞をターゲットとして認識し、免疫細胞を誘導してるってことか?余裕があったら原典を読んでみよう。