東京23区内の収入格差

Kachila2006-06-13

住民平均年収、港区=869万円に対し足立区=323万円。下流社会で語られていた、数十年に及ぶ首都圏での山の手/下町の格差の結果かと思うとおもしろい。とすると、現代の山の手/下の手として語られていた都心〜川崎・横浜〜埼玉・千葉という地域の格差は、数十年後はこういった収入格差に結びつくのだろうか。id:bluede:20060610:1149944233 KU。
しかし上の文章を書いててシックリこなかったので、 「東京23区住みやすさ比較 > 23区データランキング」のデータをグラフにしてみました。棒グラフが平均年収で、折れ線グラフが人口です。パッと目立つのは、港区、千代田区は人口が少ないのに平均年収が突出していること。あとは7位の世田谷区以下は、年収の格差はあまりなく人口との逆相関も見られないこと。世田谷区、品川区あたりは山の手なんだから、少なくてもこのデータから昔からの山の手・下町の格差が定着・拡大しているとは言い切れないです。上位5区の異様な状況は、居住区による格差の定着ってより、成り上がった人たちが都心の超一等地に居を構える一時的流行の現れだと考えます。
このグラフを作成するにあたって横向き棒グラフと折れ線グラフの重ね方がわからず苦労したのですが、ザピースカ2さんのところで勉強させてもらいました。