早大の集会

 文科省は26日、7月に早大に支給される予定の研究費(科学技術振興調整費)約13億円を、不正防止の具体策を大学が示すまで支給を見合わせることを決め、早大に通知した。これに危機感を覚えた教職員らが27日の集会に集まった。

 こうしたドタバタの中、30日に総長選決選投票がある。16日の教員らによる第1回投票では現職白井総長のほか、27日の集会に参加した足立氏ら計4人が争った。足立氏は3位となって落選し、1位の白井総長と2位の渡辺重範・教育・総合科学学術院教授が争うことになった。

先週に出された調査報告書に反発する教職員が集会を開いて、真相解明を求めたそうです。こういう動きが早大っぽいなぁ。これがウチなんかの国公立大学だと、もうちょっと裏の動きに傾きそうな悪寒がします。明後日に総長選があるっていうのもドラマを感じます。
【追記】
元凶の松本教授は辞表を提出したそうです。ホント、これほどあらゆる方面に迷惑かけまくった人も珍しい。

松本教授は27日夜に辞表を提出「大変ご迷惑をかけ申し訳ない」と話したという。早大は理工学術院で懲戒処分を検討しているため辞表を理事会預かりとした。