母子2代でブランドバッグを万引き

公判では、「バッグがすてきだった」と語る娘に、弁護人が「あなたの生活に必要な物か」と問い詰める場面も。証人で出廷したそれぞれの夫が「家のことを任せきりだった」「会話がなかった」と述べると、親子は涙を流してうなだれた。

うーん、この母子(というか夫も含めた家族)には突っ込みたいことが山ほどありますが、あえて裁判官に突っ込みを入れたいです。今日びの万引きのほとんどは必要のないものだと聞いたことがあります。レジの横に電池を置かなくなったのは万引き対策、という話は日本じゃなくてアメリカだったかな(ソース見つからず)。別に世の中の万引き犯が電池を買えずに困っていたのではなく、なぜか電池が万引きされやすかったと記憶してます。
万引き犯を捕まえてみると必要品が買えなくて、というよりも何らかの抑圧にかられて「欲しくもないもの」を盗むケースだって多いはずです。それなのに「あなたの生活に必要な物か」と問いただした裁判官は、かなりポイントがずれていると思いました。