その健康基準は間違っている

メタボリック・シンドローム内臓脂肪症候群)などを防ぐために厚生労働省が2008年度から導入する健康診断・保健指導の基準では、受診者のうち何らかの異常を指摘される割合が男性の98%、女性でも92%に上る、との推計を大櫛(おおぐし)陽一・東海大教授(医学教育情報学)がまとめた。
厚労省は「糖尿病、高血圧などを25%減らすことが目標。基準値は学会の意見も参考にしたが、暫定的なものだ」と説明している。

全人口の10%しか健康と判定されないような基準とは、どこか間違ってると思います。大多数の人に生活指導をするにも限度があるでしょう。厚生省からしたら、病気予備軍を啓蒙して医療費削減を目指したいだろうけれど、全体の90%に健康指導する費用はどっから捻出するのか考えて欲しい。