どうして死刑を求刑しないのか

東京、大阪などで放火を繰り返したり、女児ばかりを狙った強姦(ごうかん)事件を起こしたりしたなどとして、現住建造物等放火や強姦致傷などの罪に問われた無職尾上力被告(38)の論告求刑公判が27日、大阪地裁(中川博之裁判長)であった。検察側は「放火約200件、強姦約40件、強制わいせつ約200件を認めており、過去に例のない常習性、計画性の高い犯行だ」と述べ、無期懲役を求刑した。
尾上被告は最終意見陳述で「死刑と思っていた。罪を軽くしてくれと言うつもりはない」と述べた。

こいつは絶対に死刑にすべし、と思うような罪状なのに、被告自身も「死刑だと思っていた」のに、どうして検察は無期懲役を求刑するのでしょうか。まさか怠慢?