ケーキを恐喝

調べでは、2人は10月16日、同級生の男子生徒(15)に「誕生プレゼントにケーキを用意しろ」などと要求、同19日午後6時ごろ、津市白塚町の路上で洋菓子12個(計1万3400円相当)を脅し取った疑い。いずれも「ケーキは食べたが恐喝はしていない」と容疑を否認しているという。
 中学校の校長は「同級生から2月ごろ、(被害者の)男子生徒は頼んだら何でもやってくれるという情報が担任教諭に寄せられるなど心配されることはあった。今回の件では、母親から相談を受けた後、男子生徒に親身の対応をすべきだったのにできなかった」と話している。

小額ながら、中学入学時から恐喝を繰り返していたそうです。加害者の2名も、まさかケーキのせいで逮捕されるとは思わなかったでしょうね。
問題だと思ったのは、母親が被害を学校に相談しても学校側は対処してくれなかったこと。問題を把握してたのに「心配されることはあった」というコメントだけでやり過ごそうとしていたらしい。今回の事件も、被害者の男子学生が知人の男性に相談し、その人が警察に届け出たから解決につながったわけで。やはりいじめ問題は学校の中で処理しようとしたら「なかったこと」にされるので、積極的に外に出した方がいいのかもしれません。