冬眠したホモ・サピエンス

神戸市の六甲山で10月に遭難し、24日ぶりに救助された兵庫県西宮市職員の打越三敬(みつたか)さん(35)が19日、奇跡的な回復力を見せて病院を退院した。意識を失ったまま20日以上も飲まず食わずで、発見された時は体温22度、心肺停止状態だった。持っていた焼き肉のたれと水で飢えをしのいでいたとも伝えられたが、意識があったのは2日間だけで、「たれは数滴試しただけ」という。治療にあたった医師は、低体温の「冬眠状態」だったことが幸いして回復できたのではないかと分析している。今なら打越さんの写真が見られます。フルネーム・年齢・勤務先・顔写真まで露出しちゃって、プライバシーは大丈夫なんだろうか。

「焼肉のタレ」で生き延びた、と報道された男性は実は冬眠して助かったらしい。体温22度、心配停止状態って・・・よく後遺症もなく復活したものだ。救急医療の低温療法でも32℃だって聞くけれど、脳に障害がないというのが信じられない。担当医師の方、ぜひ論文発表してください。
あ、結果的にガセだった焼肉のタレは意識を失う前になめたけど「とても食べられたものじゃないと思った」そうです。確かに味が濃すぎて素では無理だろう。メーカーの方、残念でした。