腸内菌で肥満が決まる

 研究チームが、太ったマウスとやせたマウスの腸内細菌について、バクテロイデス(B)類とファーミキューテス(F)類の割合を比べたところ、太ったマウスは、B類が50%以上も少なかった。人の場合も、太った人ほどB類が少なかった。カロリー制限で体重を減らすとB類が増え、F類が減った。

ファーミキューテス(F)類と、食事からのカロリー回収率は相関があるらしい。腸内フローラは5年以上前から注目されていたけれど、こういう結果が出てくると非常に説得力があります。
それにしても製薬会社や健康食品業界が目の色を変えそうなニュースですね。natureのウェブページも無料で腸内フローラの解説ビデオを出しているし、この論文は年末の超目玉な扱いです。