廃タイヤ舗装

この舗装は、「多機能型弾性舗装」というもの。廃タイヤを粉砕したゴム粉と珪砂を骨材に使い、それをウレタン樹脂で接着固化させている。減音効果が高いのは、舗装内部のすき間が多く、弾性があり、タイヤによる振動音が抑えられるとともに、高い吸音効果があるため。

また、弾性により、車両の重さで氷が破砕され、路面が凍結しにくいという特長も持つ。空隙率が高いため、排水性も良く雨天時のスリップや水はね防止効果も期待できるという。

廃タイヤを利用した舗装で騒音が1/10になるというニュース。これは朗報なのでは。ゴムを利用してるというから撥水性が高いのかと思ったら、隙間が多いから排水性もいいらしい。透水性舗装に比べると豪雨時の洪水の抑制効果は弱いでしょうが、でもリサイクル材からこれだけ多機能な舗装ができるのは素晴らしい。