「けた違いにすごい」特異体質

松助教授によると、意図的に体温を下げて行う特殊な手術の場合、免疫力が低下したり、体へのストレスから臓器不全が起こりやすくなる。呼吸などの患者管理が非常に難しくなり6〜8時間が限度という。「何の設備もない山中で20日以上も低体温だったというのは、けた違いにすごい話だ」と話す。

 佐藤部長も「体温の低下が(外気温より高い)22度で止まったのが不思議だ。冬眠という言葉が一番、当てはまるのかもしれない」と首をひねる。

昨年10月に六甲山で遭難して24日ぶりに救助された男性のニュースを覚えていますか?当初は「焼肉のタレで生き延びた」なんてガセが出回りましたが、その後になって男性は冬眠状態だったことが判明。その症例は今でも専門家の熱い注目を集めているようです。引用文にありますが、確かに体温が外気温より低い22℃で一定に保たれたのか実に不思議です。あちこちの研究機関が彼のDNAサンプルを欲しがってる様が目に浮かびます。一番目の色を変えそうなのがNASAですよね・・・実は攫われちゃいました、なんてことにならないといいのですが。