告訴キター

6日には、疑惑の対象とされた15力士の師匠が集められ、弁護士から刑事告訴同意の委任状が渡される。それに力士が署名し、師匠が協会に提出、告訴は7日以降になりそうだ。
 また同協会は、この15力士に対して「近くの海外渡航はしないように」と伝えている。告訴に向けて再度聴取の可能性があるためで、朝青龍はモンゴルへの帰国を断念。バリ旅行を予定していた佐渡ケ嶽部屋の琴欧洲琴光喜琴奨菊もキャンセルを考えている。

半月ばかりニュースを賑わせていた八百長問題、ついに相撲協会が動きました。嫌疑をかけられた力士との連名にするのか、彼らの海外渡航を当面自粛するように求めてます。モンゴル力士が里帰りできないのも可哀相だけれど、佐渡ヶ嶽部屋のパリ旅行が哀愁を誘います。
相撲ファンの1人として気になるんですが、ここ最近で相撲が大きく取り上げられるのってスキャンダルの時だけですよね。今回の八百長疑惑、露鵬の暴力事件、もうちょっと遡って初代貴乃花の遺産相続事件、どれも相撲本来の取組の中身を報道してるわけじゃないのが気にかかります。相撲に興味のない人たちからすれば「なんだ相撲ってスキャンダルばっかりだな」というネガティブなイメージを抱いてそう。悪循環。
【追記】
相撲が純然たるスポーツか、と問われたら100%ではないと答える。神事としての一面、日本の国技たる一面を無視して、強い力士が勝てばいいってものじゃないと思うから。でも「相撲は伝統芸能」って言われると、ちょっと違うんじゃないか?自分の中のモヤノヤした違和感を説明できず、もどかしい。

5号館のつぶやき : 相撲は八百長やってもいいのでは?を読んで父親の持論を思い出した。曰く「スポーツはBS1で放送するけど相撲だけBS2で放送するから相撲は芸能」。なるほど。確かに他のスポーツだったら延々とやるときであっても大抵BS1だなと。NHKは相撲を芸能として認定しているということでしょうか。