診療科を縮小

現在、医療機関が名乗れる診療科は医科33、歯科4のほか、一定の臨床経験を要件に国が許可する麻酔科がある。学会の要望などで細分化が進んだが、患者からは「花粉症だが耳鼻科とアレルギー科のどちらを受診するか迷う」「神経科神経内科の違いが分かりにくい」などの声があった。(中略)
 現在は1人の医師がいくつでも診療科を名乗れるが、あまりに幅広すぎると批判があり、医師が1人の診療所では名乗れる診療科を2科までに制限する方向だ。

これは良い再編なんじゃないでしょうか。街中の診療所の看板に「内科・神経外科・耳鼻科・皮膚科・整形外科」なんて列挙されてるのが解消されるだけでも大きな進歩だと思います。
記事の後半では「総合科」なる新しい試みについても説明がありました。なんでも、幅広い病気を診断できる医師に公的資格を与え、その医師がいる医療機関には「総合科」を名乗ることを認めるとか。何でも屋か?そもそも現在の日本の医師制度では、誰でも「幅広い病気を診断できる」ようにという教育方針なはずなんだが、厚労省は何を言いたいんだろうか。