ゲノム全とっかえ

 チームは細菌の一種のゲノムに、細胞を青色に変える遺伝子などを「目印」として組み込んだ上で取り出し、近縁種の培養容器に入れた。
 すると、数日後に青色を示す細菌が増殖。調べたところ、近縁種のゲノムが、細胞を青色に変える遺伝子などを入れた細菌のゲノムと、そっくり入れ替わったものが生まれていた。まず両方のゲノムを持つ細菌ができ、これが分裂した際、ゲノムを1組ずつ持ち運んだらしい。

えーっと、トランスポゾンじゃないんですよね?だとしたら「ゲノムがそっくり入れ替わった」って、細胞壁と遺伝情報の組合せが変わってたということでしょうか。近縁種なのに細胞壁の見分けがつくのも想像つかんが・・・オリジナル論文を読むかな。
"Genome Transplantation in Bacteria: Changing One Species to Another." Venter C. et al. Science 2007 Jun;316:1827.