犬にやっても孫にはビタ一文やらん
今月20日に心不全のため87歳で死去した米富豪レオナ・ヘルムズリーさんが、遺言で愛犬のメスのマルチーズ「トラブル」に1200万ドル(約13億9000万円)を残していたことが29日、分かった。ヘルムズリーさんは一方で、「理由は分かっているはず」として、4人の孫のうち2人には一切遺産を残さなかった。
ちょっ、孫なにしでかしたの?!
【追記】
孫2人に500万ドルずつ、残り2人はプライスレス。犬に遺産を遺したというより、犬を口実とした基金を遺したようです。しかし犬の世話人が一番取り分多いってどうよ。
ヘルムズリーさんは、4人の孫のうち2人に対し、自分たちの父親の墓参りを毎年1回はするとの条件でそれぞれ500万ドルを贈ったが、ほかの2人には「彼らも知っている理由により」1セントも残さないとした。数十億ドル相当とされる屋敷や遺品などは売却し、慈善活動用の信託基金にするという。
「トラブル」の取り分も信託基金とし、世話人として親族のローゼンタール氏を指名、同氏には1000万ドルを残した。