大横綱と小粒の差
九重審判長(元横綱千代の富士)の論評が鋭い。「うまい酒を飲めるような優勝じゃなきゃ駄目だろ」。(中略)
かろうじて達成した2連覇。13勝に届かない優勝は、4年前の名古屋場所の魁皇以来となり、横綱では8年前の九州場所の武蔵丸まで、さかのぼる。白鵬は「負けることもありますし……」と歯切れが悪かった。
これを読んで「あーやっぱり白鵬じゃダメだ」と痛感しました。横綱が「負けることもありますし・・・」とは、例え思っていても口に出しちゃいけないんです。九重親方は、その点さすがです。来場所は朝青龍がバシっと締めてくれることを祈ります。
【追記】
「今はうれしい気持ちでいっぱい」と喜びを語り、前夜の黒星についても「もう引きずっていません」と笑顔を見せた。
いや、引きずれよ。悔しさをバネに稽古しなけりゃいけないのに、一晩寝てコロッと忘れるようじゃ(以下略)