本物すぎて修正

 出来上がりの写真校正で、ベテランのグラビア編集者で、ご自身もカメラマンである徳間書店の守屋さんが言われたことばが、とても印象的でした。

 「ほら、ほっぺたから肩から胸から、こんなに皮膚が赤くなってるでしょう。普段のグラビア現場では絶対、こんなことないんですよ。写真としてエロのポーズができていれば、ヌードグラビアとしてはOKですから…」

 「ここ、首筋の皮膚が紅潮しちゃってるのなんかは、普通だったら生々しすぎるんで修正するんです。でも、今回はこれだけ準備したんだし、冗談企画とか、いい加減なモノではない、本物だって読者に分かってもらいたいですから、全部そのまま残したんですよ」

そんな修正してたのか。もったいない。