大相撲夏場所 取組発表

大相撲夏場所、朝青龍は初日に稀勢の里
朝青龍稀勢の里とは初っ端から因縁の対決で興奮します。その他の初日の取組は白鵬朝赤龍千代大海旭天鵬魁皇把瑠都琴光喜黒海琴欧洲若ノ鵬だそうです。この中で楽しみなのは19歳の若ノ鵬の挑戦を受ける角番大関カロヤンですかね。再起の兆候はあるんでしょうか。
もう一つ不穏なニュースといえば、横綱白鵬の不調です。どうやら持病の腰に加えて右肩も怪我したらしい。初日の曲者・朝赤龍はいいとして、15日間の長い場所で堪えられるのでしょうか。

 おいが見学する前で、横綱白鵬おじさんは精彩を欠いた。出げいこにきた伊勢ケ浜部屋の安馬安美錦に7勝3敗。初めの一番で首から右腕にかけて「電気が走った」(白鵬)とけいこを中断。再開後も動きは重く、最後の2番は安馬に連敗。白鵬は「考えてけいこをやってますんで」と気に留めていなかったが、熊ケ谷親方は「腰痛も悪いようだ」と険しい表情だった。

【追記】
東京スポーツ新聞の記事はウェブ上で見つからなかったのでNarinariから引用。親方と現役力士で優勝予想が真っ二つに割れる、というのは非常に面白いです。実際のところはどうなのかわからないですが、ドルジが場所中に調子を上げてくるのに対し、白鵬は場所が進むにつれスタミナ切れになる印象があります。あとは上にも書いたけど白鵬の怪我の状況次第でしょう。自分の予想は13勝2敗でドルジの優勝。

東京スポーツが親方衆と現役力士を徹底取材し、夏場所優勝の予想を掲載した。それによると、親方衆の予想は白鵬に集中し、現役力士は朝青龍を支持するという、意見が真っ二つに分かれた状況になっているのだとか。
朝青龍春場所でいためた左ふくらはぎの状態が芳しくなく、夏場所に向けた稽古も思うようにいっていないという。その稽古を師匠の高砂親方(元大関朝潮)以上に見ているという出羽海親方(元関脇鷲羽山)は「春場所より体が小さくなったみたいだね。張りもないし元気がないな」(東京スポーツより)と述べ、迷うことなく白鵬の優勝を予想。高砂親方朝青龍が絶好調ではないことを証言した。また、白鵬を指導する熊ヶ谷親方(元幕内竹葉山)は状態が万全であることを明言し、こちらも白鵬の優勝を予想しているのだ。
一方、東前頭5枚目栃煌山や西前頭7枚目豪栄道ら出稽古で実際に肌を合わせた現役力士は、朝青龍の強さを強調。東前頭6枚目普天王は「自分と横綱じゃ勝負になりません」と完敗を宣言している。しかし、同紙は「白鵬は出げい古に行かず、もっぱら部屋の十両クラスの力士とけい古を積んでいたため、上位力士が評価しようにもできないのが現状だ」としている。