がんばれ納豆

 納豆は安売りの常連。消費者物価指数によると、5月の指数は3年前より6.9%低い。同じ大豆加工品の豆腐、油揚げとは正反対に動いている。
 大豆の値上がりは急だ。(中略)原油高で包装や配送の費用もかさむ。それなのに、なぜ納豆は値下がりなのか。
 「供給過剰だ」。明治時代創業の水戸市の納豆会社「笹沼五郎商店」の社長で、全国納豆協同組合連合会の会長を務める笹沼隆史氏は、こう話す。大手が健康ブームを追い風に設備投資したが、需要が伴わなかった――。業界には、こんな見方が多い。

「物価の優等生」と呼ばれている卵は、この物価高の中でも同じ水準を保ってますが、納豆は更にその上をいき逆に安くなってるそうです。「納豆1パック(50グラム入り容器三つ)68円」というのにはお目にかかったことはないのですが、3連パックで100円を切るのを買い溜めて冷凍庫に常備してます。
原材料の大豆や包装に使われる原油は値上がりしてるのに、どうして納豆は逆に値下がりしてるのか?その答えは、あるある騒動に踊らされ設備投資したメーカー側が安売り競争をしてるから。あんなに忌まわしいと思っていたあるあるですが、この記事を読んだとき初めて有難いと思いました。このまま庶民の味方でいてほしい。
【追記】
近所のスーパーに行ったらオカメ納豆旨み昆布ダシ3パックが82円でした。2つゲットし小確幸