メタボ診断の基準
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準が国際的に統一され、腹囲が診断の必須条件から外れることが分かった。年内にも暫定基準が公表され、今後、世界のメタボ診断や治療・研究は、統一基準に基づいて行われる。(中略)
日本基準の腹囲については、これまでも科学的根拠に疑問が出されている。基準策定で中心になった日本肥満学会理事長で松澤佑次・住友病院長は「日本の基準は、内臓脂肪がメタボの原因にあるとの考え方から、腹囲によって対象者をNCEPよりも絞り込んでいる。効率的な対策を実施するという意味では日本基準は正しく、変える必要はない」と話している。
腹囲85cm以上ならメタボの疑いあり、という基準は絶不評を呼んでおりましたが、日本の基準はこれからも変わらないようです。国際統一基準では腹囲は必須項目から外れるそうですが、日本肥満学会理事長は強気のご様子。その自信はご立派です。