貸し駐車場ができること

実験は東京都多摩市の駐車場で実施している。普通のアスファルトのほかに、砂利敷き、芝生敷き、アスファルトの中に水を蓄えられる保水性舗装、日光を反射する塗料を塗って水はけもいい遮熱透水性舗装の計五つの地面の温度変化を計測。維持管理にかかる費用も含めて検証する。
 従来の研究では、普通のアスファルトに比べ、芝生で20度、保水や遮熱透水性舗装で10度ほど温度を下げることができるという

地球温暖化の諸悪の根源はアスファルト舗装と書いたことがありますが、その問題に貸し駐車場のパーク24が取り組んでいるそうです。アスファルトを含む5種類の舗装による温度変化、維持管理費用などを検証するそうで、実用性もかねた素晴らしい検証だと思います。引用元の記事には写真の注釈もあるんですが、気温33℃のときアスファルト=約54℃、芝生=約36℃とのことで、温度変化に関して言えばアスファルトは最悪。この検証で維持・管理が比較的容易でアスファルトより温度変化が少ない舗装が見つかるといいのですが。