この人にこそグリーフ・ケアを

搬送要請で、医師は頭痛が尋常でない状況を伝えていたといい、「伝わらないはずがないと思うが、誰も責める気はない」と夫。最初に断った同病院の当直医について「傷ついて辞めるようなことになったら意味がない。絶対辞めないでほしい」と話した。
 さらに脳死状態で3日間を過ごした妻が亡くなる日、保育器に入ったままの赤ちゃんを連れてきて妻の腕に抱かせてくれて、親子水入らずの短い時を過ごしたエピソードを披露。「墨東病院の医師も看護師も本当に良くしてくれた。彼らが傷つかないようにしてほしい」とした。

「受け入れ拒否で死亡、妊婦の夫が会見」 News i
News iで会見の動画を見て、立派な受け答えに感服しました。ただ、妻を亡くして間もなく、乳飲み子を抱えて、さらに怒りをぶつける場もなくしてしまうと、この人の精神がもつのか心配になってきます。