九州場所=紫の座布団

前売り券の出足は順調だったが、この日の入場者数は3119人と6割近くが空席だった。平日は苦戦が続いている。日本相撲協会によると、「一般のファンが買う窓口でのチケットは売れている。企業などが買ってくれる15日間通し券が売れていない」。不振の要因に地元経済界の冷え込みを指摘する。

 武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「魁皇の休場は痛い」と頭を悩ませる。九州場所担当部長を7年務める出羽海理事(元関脇鷲羽山)も「新しいヒーローが出てきてくれれば……」と打つ手がない様子だ。

朝青龍の休場と魁皇の途中休場でダブルパンチの九州場所。企業席が売れてないというけれど、名古屋・大阪場所ではあんなに空席が目立つこともありませんし、一般客はチケットゲットするのに四苦八苦してますよ。定員の4割しか客が入らないって、どう考えてもマーケティングの失敗です。やはり何度か書いているように九州場所を廃止して北海道・東北場所にするか、11月は毎年いろんな都市を周るようにしては?じゃないとNHKのカメラさんが座布団を映さないように苦労し続けるのが可哀相です。