マスクどころか手も

政府のガイドライン案によると、せきやくしゃみによる感染防止には、乗客同士の間隔を1、2メートル開ける必要がある。今回は実際の車両を初めて使い、マスクをした約20人の「乗客」が座る位置や立つ場所など様々な乗車パターンを確認した。

 研究所によると、1日500万人が鉄道を使って都内に通勤や通学している。研究所がJR東海道線(川崎―品川間)をモデルに行った図面上の試算によると、平日、最も混雑する午前8時台に6万1172人が乗車しているが、間隔を広げて乗せた場合、約2割の1万1400人しか乗車できなかった。

国土交通省の国土交通政策研究所がした実験。1日に500万人しか都内を移動してないの?もっと多いでしょう。「マスクをした乗客」のシミュレーションだって、現実社会ではせき・くしゃみをするときに口元を覆うそぶりすら見せないオヤジが大半。条件づけが甘すぎると思います。きっと現実に則した実験をしたら「通勤電車なんて全部ストップ」って結果が出ると予測して自重したんだろうなぁ・・・(遠い目)