これは本気でマズい状況

世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は25日午後、電話回線を通じて記者会見し、メキシコや米国で多数の感染者が出ている豚インフルエンザについて、「事態は急速に進んでおり、極めて深刻な状況」との認識を示した。世界的大流行の可能性については、「(メキシコと米国以外の)他地域への感染拡大は見られない」と述べ、「まだ十分な検証がなされていない」として断定は避けた。チャン氏は「あと数日かけないと、全体像は把握できないだろう」と述べた。(中略)
 チャン氏は、今回のインフルエンザが、〈1〉通常の流行時期ではない4月に発生している〈2〉インフルエンザに弱い若年層や高齢者ではなく、青年・壮年層に感染者が出ている−−の2点に、特に強い懸念を示した。

今まで鳥インフルエンザパンデミックを懸念してましたが、メキシコで豚インフルエンザという盲点が。既に多数の死人が出てる、人−人間の感染が確認されている、など非常にマズい情報が飛び交っております。特に、アメリカと地続きのメキシコで発生、というのが問題です。アメリカは保険問題が有名ですが、こういう非常事態に全住民に対して予防接種をする余裕があるんでしょうか。ないだろうなぁ。こりゃしばらく海外渡航は控えたほうが良さそうだ。