大相撲秋場所 千秋楽

優勝がかかった横綱同士の2番、これぞ大相撲の醍醐味!と堪能しました。特に本割りの方は、一瞬で決まっただけあって横綱相撲をとられた感じな表情をしてしまった・・・あれは凄かった。同レベルの立会いは、これから一生相撲を見続けて何度見られるか?ってぐらいの威力でした。あれだけ吹っ飛ばされても10分後の優勝決定戦で集中力を取り戻すドルジも凄い。2人とも横綱の品格を見せてくれたと思います。そのあとのガッツポーズなんていいじゃないですか>相撲協会、横審。
大関陣は、かろうじて勝ち越し+怪我で負け越し休場。仲良きことは美しきことかな。このグループから新しい横綱が誕生する可能性は低そうです。
関脇ペアも仲良く負け越し。この2人は伸び悩んでるというか力不足と言うか。今場所大暴れし三賞をゲットした把瑠都*1鶴竜が、関脇として相応しい活躍を見せてくれることを期待します。
一部*2の関係者から期待という名のプレッシャーをかけられている豪栄道栃煌山が二桁勝利です。これで本来のリズムを取り戻して三役に復帰して欲しいところ。あとは若の里武州山北勝力あたりのベテランも二桁勝利です。その皺寄せで大負けした力士も多く、特に前頭上位は全滅に近い・・・恐らくですが、平幕力士の実力はトントンで、番付の上下に合わせて大勝ち→大負けを繰り返しているのでは?そこから頭一つ抜け出して頭角を現すのは誰か?というのが来場所の注目点になると思います。

*1:「あと15番とれるくらい余力がある」そうですが新型インフルエンザを済ませたからでしょうか。と当人は鳥インフルと間違えてるようですが

*2:過剰な日本人贔屓をする舞の海とか